山下泰裕副学長が熊本県近代文化功労者に選出されました

東海大学の山下泰裕副学長(体育学部教授)がこのほど、熊本県の近代文化功労者に選出され、11月1日に熊本市内で開かれた顕彰式に出席しました。熊本県出身者または在住者で、教育・学術・芸術・宗教・産業等あらゆる分野で近代文化の発展に貢献し、その功績が顕著である人物(故人を含む)を顕彰するとともに、その功績を一般に紹介するもので、同県の教育と文化の振興に役立てることを目的としています。今年度で65回を数え、山下副学長のほかに、元同県知事の沢田一精氏、俳人の故・種田山頭火が選ばれています。

山下副学長は同県旧矢部町(現山都町)出身で、1984年のロサンゼルス五輪無差別級で金メダルを獲得。本学副学長のほか全日本柔道連盟副会長などを歴任し、教育・スポーツの振興や柔道界の改革に取り組んでおり、今回の選出はそれらの活動が評価されました。顕彰式で山下副学長は、「近代文化功労者には、熊本県出身である本学の創立者・松前重義博士が1981年に、近代柔道の創始者で熊本県の旧制第五高等中学校の第三校長を務められた嘉納治五郎先生が99年に選出されています。尊敬するお二人と同じ賞を受けられて大変光栄です。今後も自らの活動を通じて熊本県の振興に貢献していきます」と語りました。

山下泰裕副学長が熊本県近代文化功労者に選出されました