「世界一行きたい科学広場in熊本」を初開催しました

「世界一行きたい科学広場in熊本」を初開催しました

熊本キャンパスでは、8月10日に阿蘇くまもと空港近くの東海大学宇宙情報センターで、「世界一行きたい科学広場in熊本2014」(主催=同実行委員会)を共催しました。この催しは、地域の子どもたちに科学の魅力やものづくりのおもしろさを伝えることを目的に、本キャンパスの教職員が中心となって実行委員会を組織。付属熊本星翔高等学校をはじめ、熊本県内の公立、私立高校、熊本県教育委員会などの協力、後援を得て実施したものです。当日は、住民ら約2700名が来場しました。

本キャンパスからは、教員と学生が15の展示・実験ブースを出展。基盤工学部と産業工学部では、電磁誘導の電力でLEDを点滅させるライト「フリフリLED」製作や、人体から発せらせている微弱な電波を測定する体験型の実験を紹介しました。本キャンパスで活動するチャレンジセンター「先端技術コミュニティACOT」は、スマートフォンのソフトを使って4枚羽の飛行ロボット操作体験や牛乳パックを使ったブーメラン製作を実施。屋外では、同じく本キャンパスのチャレンジセンター「メカトロマイスター」の「ソーラーカーレース鈴鹿2014」で完走したソーラーカーの試乗体験と展示も行いました。

ブースの運営に携わった学生からは、「イベントを通じて多くの方と接することができ、やりがいがありました。子どもたちからは素朴な質問もたくさんあり、私自身にとっても科学のおもしろさの原点を見直すよい機会となりました」といった声が聞かれました。また、来場した保護者からは、「身の回りのものを使った実験が多く、大人でも楽しめる催しでした。ブースの先生方や学生さんの説明もわかりやすく、子どもの夏休みの自由研究もはかどりそうです」と話していました。

このほかにも、宇宙情報センターに設置している直径11mの大型パラポラアンテナの説明と動作見学や、本学教育研究所の滝川洋二特任教授(NPO法人ガリレオ工房理事長)による「たのしいサイエンスショー」も実施。滝川特任教授は、空気の重さや重力の働きについて、風船や磁石の実験を通じて解説しました。なお、湘南キャンパスの教員やチャレンジセンター「サイエンスコニュニケーター」の学生、阿蘇キャンパスの農学部の教員、本キャンパスに隣接する熊本星翔高校の生徒有志によるブースも出展されました。

「世界一行きたい科学広場in熊本」を初開催しました

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