熊本県商工観光労働部と「To-Collaboプログラム」推進に関する包括協定を結びました

東海大学九州キャンパス(熊本、阿蘇両キャンパス)では、本学が2013年度に文部科学省「地(知)の拠点整備事業」の採択を受けた「To-Collaboプログラムによる全国連動型地域連携の提案」の取り組みを推進するに当たって、熊本県商工観光労働部と包括協定を締結。7月29日に熊本県庁で調印式を実施しました。

協定は「To-Collaboプログラム」を活用して、地域の産業振興上の課題を協力・連携して解決するとともに、豊かな地域社会の発展に資することを目的としたものです。協定締結により、医療福祉、食品、エネルギー、観光などの各分野で、専門の教員が技術指導にあたるほか各種セミナーに講師を派遣するなど、地場企業の新製品開発などを後押しする計画です。

調印式には、県商工観光労働部の真崎伸一部長、新産業振興局の奥薗惣幸局長、本学の中嶋卓雄学長補佐(九州キャンパス担当)、白尾敏朗九州事務部長ら関係者が多数出席し、協定書を取り交わしました。真崎部長が「大学の知見を地域に還元されることを期待しています」と述べたほか、中嶋学長補佐は本学の教育研究の方針や地域と連携した人材育成について紹介。「熊本キャンパスでは13年4月に基盤工学部電気電子情報工学科、同医療福祉工学科、経営学部経営学科、同観光ビジネス学科を新設。時代に流れに沿った新しい人材育成に着手しています。これは熊本県の掲げる『熊本県産業振興ビジョン2011』にも呼応するものです。今後も各分野で相互に連携し、大学の使命の一つである社会貢献を果たしていきます」と語りました。

熊本県商工観光労働部と「To-Collaboプログラム」推進に関する包括協定を結びました

熊本県商工観光労働部と「To-Collaboプログラム」推進に関する包括協定を結びました