「八潮こども夢大学」に参加している小学生を初めて受け入れました

高輪キャンパスでは10月18日、「八潮こども夢大学」に参加している小学生23名を初めて受け入れました。これは埼玉県八潮市が県内の小学6年生を対象 に、今年から実施しているもの。つくばエクスプレス・八潮駅から電車で1時間圏内にある大学のキャンパスを巡り、ものづくりや経営など幅広い分野について 学ぶことで、知的好奇心を高めてもらうことが目的です。同市から協力の依頼を受け、児童の受け入れに向けてこれまで準備を進めてきました。

当日は、開校式で情報通信学部の吉田正廣学部長(組込みソフトウェア工学科教授)が情報通信学部を紹介しました。その後の授業で子どもたちは、渡辺晴美教 授(組込みソフトウェア工学科)と渡辺教授の研究室に所属する学生の指導のもと、お掃除ロボットの動く仕組みや、4枚羽の飛行ロボットが目標に自動で着 陸する仕組みが、組み込みソフトウエアで実現されていることを学びました。キャンパス内の施設見学では、バーチャルリアリティ実験室で3Dメガネをかけ、 仮想の立体空間を体験したほか、4学科の特徴ある実験設備、図書館などを見学しました。

児童は、「楽しみながら、お掃除ロボットやコンピューターの仕組みを勉強できました。ICTについて、もっと詳しく知りたいという気持ちが強まりました」 と話しました。また、児童の保護者からは、「先生方や学生さんの説明はわかりやすく、息子も積極的に質問していました。将来の夢を考えるうえで、貴重な経 験になったのでは」といった声が聞かれました。

「八潮こども夢大学」に参加している小学生を初めて受け入れました