国際教育センターが秋学期「日本語教育特別講座」修了式を行いました

国際教育センターが秋学期「日本語教育特別講座」修了式を行いました

東海大学国際教育センターでは1月30日に、「2014年度秋学期日本語教育特別講座修了式」を湘南キャンパスのコムスクエアで行いました。この講座は、本学が世界各国の政府や大学と締結している交流協定に基づいて受け入れている日本語研修生を対象に開設しているプログラムです。約30カ国・地域からの留学生が日本語と日本文化などを学んでいます。

秋学期に修了したのは、漢陽大学(韓国)15名、ハワイ東海インターナショナルカレッジ(アメリカ)5名、クイーンズランド大学(オーストラリア)1名、ベルゲン大学(ノルウエー)1名、ストックホルム大学(スウェーデン)1名、アイスランド大学(アイスランド)1名の6大学計24名です。修了式にはともにキャンパスライフを過ごした他の留学生や教職員も出席しました。

当日はまず、本講座主任の斉木ゆかり教授(国際教育センター)が、入学時からの授業の流れや新入生研修会、スピーチコンテストといったプログラムの概要に加え、留学生が参加した国際フェアなどの多彩な活動について報告。「皆さんの顔が充実感にあふれているのは、留学生活を十分に楽しんだ証だと思います。日本で学んだ知識・経験・友情を一番のお土産として自国に持ち帰り、大いに活躍してください」と祝辞を述べました。続いて本センターの片山恵一所長が一人ひとりに修了証を授与しました。最後に来賓を代表して漢陽大学の鄭夏美教授が、「東海大学の先生方が愛情をもって留学生を指導してくださったことに感謝しています。この留学で出会った友人や先生方、そして東海大学で得た経験が、皆さんの人生にとって素晴らしい糧となることを願ってやみません」と話しました。

修了生たちは、「日本語や日本文化をより実践的に学ぶことができ、有意義な日々でした。日本だけでなくさまざまな国の友達ができたことが、何よりの財産になりました」(キム・ジョンギュさん=韓国)、「新入生研修会で、ともに学ぶ仲間たちと箱根の美術館を巡ったことが印象に残っています。留学中のさまざまな経験を通じて、ますます日本の文化が好きになりました」(サンフォード・キャサリン・ルースさん=アメリカ)と感想を述べました。

国際教育センターが秋学期「日本語教育特別講座」修了式を行いました