渋谷区と連携協力に関する基本協定を締結しました

渋谷区と連携協力に関する基本協定を締結しました

東海大学ではこのほど、代々木キャンパスがある東京都渋谷区と連携協力に関する基本協定を締結しました。2月24日には渋谷区役所で締結式を実施し、山田 清志学長が桑原敏武区長と協定書を取り交わしました。この協定は本学と区が相互の人的、物的資源を活用し、地域社会および学術研究の発展に寄与するととも に、地域・大学交流事業を推進することを目的とするものです。

本キャンパスは1955年に開設し、学校法人東海大学の本部を設置しているほか、2012年度からは観光学部の2年次生以上が学んでいます。近年では、本 キャンパスのある渋谷区富ヶ谷二丁目の町会と連携した活動、イベントを展開しており、観光学部生によるチャレンジセンター・ユニークプロジェクト「よょさ んぽ」が地域と協力したイベントに参加しているほか、学生や教職員、地域住民を対象とした防災イベントなどを開催してきました。

今回の協定を締結するにあたり、本キャンパスでは渋谷区内の企業などが中心となりハチミツ作りを通して地域を盛り上げることなどを目的として活動する「渋 谷みつばちプロジェクト」と連携した取り組みを検討。また、教育・文化・地域振興・まちづくりといった分野の連携をより密にすることで、これまで以上に充 実した協力関係を構築することを目指します。

締結式には本学の山田学長、梶井龍太郎学長補佐、渋谷区の桑原区長、渋谷区富ヶ谷二丁目町会の松岡慶樹会長ら関係者が多数出席。桑原区長は「この協定締結 を機に、東海大学の人材や知を渋谷区にもぜひ役立てていただきたい。これからも互いに、よりよい関係を築いていきましょう」と述べました。山田学長は「本 学では文部科学省の『地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)』に『To-Collaboプログラムによる全国連動型地域連携の提案』が採択され、これ まで地域と連携したさまざまな活動に取り組んでまいりました。渋谷区の皆さんとも力を合わせ、教育や文化のみならず、あらゆる分野での相互の発展に努めて いきたい」と語りました。

渋谷区と連携協力に関する基本協定を締結しました