「観光学実習」を履修する学生が熊本・阿蘇地域を訪問しました

「観光学実習」を履修する学生が熊本・阿蘇地域を訪問しました

観光学部のサマーセッション科目「観光学実習」で9月8日から13日まで、同実習を履修している学生9名が熊本・阿蘇地域を訪問しました。

この実習は観光学をより実践的に学ぶため、阿蘇地域を検討対象とし、事前調査・現地調査・現地体験および観光行政等についての聴講に基づいて、阿蘇地域の 観光および地域振興について提案を試みるという、座学では得られない実践的な総合実習科目です。今年度で4度目となるこの実習は屋代雅充教授が担当してお り、地域固有の資源を生かした観光と地域振興の両立を学ぶとともに、農村などで余暇を過ごすグリーンツーリズムについての理解を深めることを目的に実施さ れました。

9日には、農学部のある阿蘇キャンパスを訪ね、村田達郎学部長から阿蘇地域の特色や食についてのお話を伺ったほか、農学教育実習場の本田憲昭技術職員の案 内でキャンパス内を見学し、農場で育てられたマスカットの試食もしました。期間中、学生たちは高森町の環境省南阿蘇ビジターセンターで阿蘇の自然と文化に 関するレクチャーを受けた後、阿蘇キャンパスのある南阿蘇村役場や白川水源等を巡りました。さらに阿蘇市の代表的な景勝地である大観峯や草千里ヶ浜および 各種観光施設と町並み等にも足を運び、阿蘇市役所や観光協会などの取り組みを聴取するほか、各地域の魅力ある観光資源や特産品とともに地域が抱える課題に ついて学びました。

屋代教授は、「観光の現場を訪ね、実際に五感を駆使して体験し、地元の方々の話を聞いた上で自ら考えることが、最も重要なことです。この経験を日ごろの学びに役立て、これまでになかった観光のアイデアが学生たちから生まれることを期待しています」と語りました。

「観光学実習」を履修する学生が熊本・阿蘇地域を訪問しました

「観光学実習」を履修する学生が熊本・阿蘇地域を訪問しました