第4回望星スポーツジャンボリーを開催しました

第4回望星スポーツジャンボリーを開催しました

学校法人東海大学望星学塾とNPO法人柔道教育ソリダリティーが、8月30日から第4回望星スポーツジャンボリー(後援:東海大学スポーツ教育センタース ポーツ課、東海大学体育学部武道学科、松柔会・東海大学柔道部OB会)を湘南キャンパスで開催しました。これは、東海大学柔道部の卒業生や関係者が指導を している道場、クラブ、学校の小中学生の選手を引率して、原点である湘南キャンパスに集う1泊2日の事業(柔道大会含む)です。柔道を中心としたジャンボ リーを開催し、日頃の練習成果を確認するとともに、宿泊研修を通して参加者相互の交流を深め、情報交換を図ることを目的に開催しています。今回は国内外の 20団体・293名の選手ならびに柔道部の卒業生や関係者が多数参加し、親睦を深めました。

30日の開会式では、望星学塾の橋本敏明副塾長(体育学部教授)が挨拶し、「湘南キャンパスでは、柔道だけでなく、剣道やバスケットボール、陸上競技、ラ グビーといったスポーツの選手たちが朝から晩まで練習を行っています。この大会では、そうした多くのものを見てさまざまなことを感じてください。また、今 日はアラブ首長国連邦(UAE)の柔道選手も参加していますので、柔道を通じて世界中の仲間たちと友人になってほしいと思います」と話しました。次に、体 育学部武道学科の光本健次教授より、2015年に開催される世界ジュニア柔道選手権大会に向けた研修で来日し、8月の1カ月間、学園の各組織で柔道研修を 行ってきたUAEのアナマン監督と選手8名が紹介され、アナマン監督より滞在期間中のプログラムに対する謝辞が述べられました。

続いて、東海大学付属仰星中学校の田端望光選手(3年生)が選手宣誓をし、平成26年全日本柔道選手権大会で優勝した王子谷剛志選手(体育学部4年次生) による講習会が行われました。子どもたちが注視する中、王子谷選手が、「大外刈(おおそとがり)」「体落(たいおとし)」「内股(うちまた)」「袖釣込腰 (そでつりこみごし)」を披露しました。

開会式後には、柔道場に設けられた6つの試合場で学年階級別に試合が行われ、東海大学の男子柔道部・女子柔道部の学生たちが審判や係を担当し、試合をサ ポートしました。各試合場では、コーチや仲間たちの声援が飛ぶ中、選手たちが日頃鍛えた技を競いました。夕方、表彰式が行われたほか、最後に橋本副塾長が 柔道場に飾られている写真や書を示しながら、本学の創設者で柔道家であった松前重義をはじめ、同道場から輩出された名だたる選手たちについて講話しまし た。その後、コムスクエアで夕食を兼ねた懇親会が開かれ、参加者は仲間たちとの交流を楽しみました。31日には、朝のレクリエーションを柔道場で行い、柔 道部トレーナーの学生を講師としてストレッチや体操、合同練習を行い、仲間同士の交流をさらに深めました。

第4回望星スポーツジャンボリーを開催しました

第4回望星スポーツジャンボリーを開催しました