札幌教養教育センターの和泉光則准教授が2014年度ティーチング・アワード優秀賞を受賞しました

札幌教養教育センターの和泉光則准教授が2014年度「東海大学ティーチング・アワード」の優秀賞を受賞しました。本学では授業の質の向上を目指して、2002年から優れた授業を行う教員らを「ティーチング・アワード」として顕彰しています。1年間に開講された講義科目の授業を対象に行った学生による授業アンケートの結果に基づき、学長室(2015年度より大学運営本部)を中心に厳正な審査を経て決定するもので、2014年度は全国のキャンパスから4名の教員と1学科に優秀賞を授与しました。和泉准教授には4月1日に札幌キャンパスで、竹中践札幌キャンパス長(学長補佐)から賞状と記念品が手渡されました。

化学教育や教育カウンセリングを専門とする和泉准教授は、札幌キャンパスで「化学」「化学実験」「知識とコミュニケーション」などの科目を担当しています。学生に対して、「他人の言葉を鵜呑みにせず、自分の目でしっかり見て考えてほしい」との思いを込めて講義に臨んでいます。また、童話、童謡、映画など身近な素材を用いて、学生が授業の内容を実感できるような工夫をしています。

「どの授業にも、担当する教員の学問や生き方などに対する思いやメッセージが込められていると思います。自分の授業の内容に興味を持ち、研究室や学生相談室を訪ねてくれた学生たちと語り合っていると、その思いが通じたことを感じてとてもうれしい」と和泉准教授。「大学で学ぶことの意味の一つは、自分の世界観、価値観を自ら築いていけるようになること。今後も、学生が自分で考える力を養えるような授業を展開していきたいと思います」と今後の抱負を語っています。

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