文学部北欧学科が2014年度ティーチング・アワード優秀賞を受賞しました

文学部北欧学科が2014年度「東海大学ティーチング・アワード」の優秀賞を受賞しました。4月1日に湘南キャンパスで行われた授賞式では、学科代表として登壇した主任の吉田欣吾教授に山田清志学長から賞状と記念品が授与されました。本学では授業の質の向上を目指して、2002年から優れた授業を行う教員らを「ティーチング・アワード」として顕彰しています。1年間に開講された講義科目の授業を対象に行った学生による授業アンケートの結果に基づいて学長室(2015年度より大学運営本部)を中心に厳正な審査を経て決定するもので、2014年度は全国のキャンパスから1学科と4名の教員に優秀賞を授与しました。

北欧学科では、「夢」「自己実現」「自立」「共生」をキーワードに、北欧の社会制度や文化、芸術、言語などを学び、その上で日本社会を振り返って考察することを目的に教育活動を展開。その中で、学生自身が夢に向かって努力するとともに、学生同士や学生と教員が刺激し合って学びを深めることを大切にしています。各教員が「授業は個々の責任で行うが、それは学科全体の取り組みの一部」という意識を持ち、学生と教員が互いに影響を与え合いながら、全員で「北欧」という世界を探ろうとする雰囲気づくりに努めています。

吉田教授は、「大学は難しいことを学ぶ場所です。学生たちには、わからないことに興味を持ち、あえて難しい課題に取り組む姿勢を持ち続けてほしい。そして、新たな発想を生み育てる想像力を養ってほしいと考えています。今後も教員同士が協力し合って学生に向き合い、北欧学科を盛り上げていきたい」と抱負を語っています。

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