健康科学部看護学科が「2015年度 海外研修説明会」を開催しました

健康科学部看護学科では4月28日に伊勢原キャンパスで、「2015年度 海外研修説明会」を開催しました。本学科では毎年、デ ンマーク、アメリカ・ミネソタ州、同・ハワイ州の3カ所で、授業単位が取得できる海外研修プログラムを行っています。本説明会はこれらの研修への理解を深めてもらおうと、参加を検討している1年次生から4年次生を対象に実施したものです。当日は、昨年度の海外研修に参加した学生が、各プログラムの概要や学びの成果、現地での生活などについてスライドを用いて紹介し、約60名が参加しました。

9月に実施するハワイ語学研修(10日間)は1、2年次生が対象で、本学系列校のハワイ東海インターナショナルカレッジで看護基礎英語を中心に学びます。研修に参加した学生は、「看護に必要な英語を集中して学ぶことができるだけでなく、クリニックなどを訪問することにより現地の医療や福祉制度についても知見を広げることができました」と研修の魅力を話していました。

2、3年次生が対象のデンマーク医療福祉研修(10日間)は、本学科と同学部社会福祉学科、医学部医学科の3学科合同プログラムで、08年度から実施しています。2月から3月にかけて、コペンハーゲン市内にある東海大学ヨーロッパ学術センターを拠点に、高齢者のケア施設や看護高等教育機関を視察するほか、病院での観察実習などを行います。研修参加者は「高齢者のための介護機器や認知症の人々のための住宅など、医療福祉制度が充実していることを実感しました」と感想を話していました。

2月から3月に実施するメイヨクリニック研修(16日間)は、アメリカ・ミネソタ州にある「メイヨクリニック」での実習を中心にした研修で、3、4年次生が対象です。看護師の1日の仕事を視察した後、希望する診療科でアメリカの医療現場を体験します。この研修に参加した学生は、「アメリカの医療現場を体験することで、より広い視点から看護について考えることができるようになりました。皆さんにもぜひチャレンジしてほしい」と語りました。また、この研修はTOEIC(R)で一定の点数に達していることが条件となるため、英語の学習方法についてもアドバイスがありました。

参加を希望している学生たちは、「どの研修も、医療機関などでの視察や実習のほか、現地の人々との交流ができるなど、充実したプログラムだと思いました」「海外の医療現場をじっくり学べるチャンス。メイヨクリニック研修を目指して、看護だけでなく英語の勉強にもしっかり取り組みたい」と話していました。

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