湘南キャンパスで(仮称)19号館建設の地鎮祭を行いました

湘南キャンパスで6月22日に、(仮称)19号館建設の地鎮祭を執り行いました。この校舎建設は2017年に迎える本学の建学75周記念事業の一環として本学が進めている理工系施設整備事業であり、研究実験棟A館とB館の跡地に建設するものです。式典には学校法人東海大学の松前義昭理事長・副総長や山田清志学長をはじめとする学園の教職員と工事関係者ら約100名が列席しました。

(仮称)19号館は、情報理工学部と工学部が主に使用する予定で、社会の変化に即応できる人材に不可欠な「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」を育成するための空間を一棟に集約し、学生が互いに刺激し合える空間づくりをコンセプトに設計されています。

建設計画では、地上10階建てで1階から3階にかけて吹き抜けとなっており、1階には学生交流スペースやカフェステーションが設けられるなど学生が自由に集える場となっています。2階にはアクティブラーニングを促進するラーニングコモンズや、グループで新たな課題に挑むプロジェクト室などを設置。3階には大学院生や教員、研究者の交流の場であるアカデミックラウンジや、実験授業と学生が企画を成し遂げるために使用する理工系工房が用意されています。また、4階から10階までのフロアには各学部学科の研究室と実験室、学生が自ら考えながら研究に取り組む学生室、学生や教職員が自由に使えるコミュニケーションエリアが設けられています。学生たちが1階から順次教育研究のレベルを高めていくスパイラルアップの構成となっているこの建物は、2017年4月から使用される予定です。

伊勢原市の比々多神社の宮司を迎えて行われた式典では、松前理事長と株式会社日本設計の千鳥義典代表取締役社長、戸田建設株式会社の今井雅則代表取締役社長が鍬入れを行った後、松前理事長と山田清志学長、湘南学生会会長の坂井真樹さん(教養学部芸術学科音楽学課程4年次生)らが玉串拝礼を行いました。終了後の直会であいさつした松前理事長は「この新校舎が、東海大学が進めている“研究の峰”づくりの基盤となるとともに、ここで先進的な理工系教育が展開されることを期待しています」と語りました。

【理工系施設整備事業(仮称)19号館概要】
構 造 :RC造一部S造
階 数 :地上10階
建築面積:3,059.75㎡
延床面積:27,961.15㎡

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