サイエンス・マイスター育成プログラムが、文部科学省の事後評価でA判定を受けました

本学の副専攻科目「サイエンス・マイスター育成プログラム」がこのほど、文部科学省の事後評価でA判定を受けました。本プログラムは、文部科学省の平成22年度「理数学生応援プロジェクト」の採択を受け、本学の保有する最先端の分析機器の使い方やさまざまな課題を科学的に分析・発信する力を持った次世代の科学者の育成を目指す取り組みです。一昨年度で支援期間が終了しており、現在は副専攻科目として開講しています。平成25年度に工学部、理学部、教養学部から7名の学生が修了。国内外の学会で研究成果を発表してきたほか、サイエンス・インカレなどの科学に関するコンペで受講生が受賞するなどの成果を挙げています。

今回の事後評価は、文部科学省の採択期間が終了したことを受けて昨年度に実施されたもので、「各種プログラムは学生が生き生きと参加しているものが多く、上手く機能していることがうかがえる。英語教育、外部資格の取得、企業連携なども有効に機能している。優れた成果を上げているとともに、委託期間終了後の事業の継続性・発展性も高く、今後も非常に期待ができる」とのコメントが寄せられました。

プログラムの運営を担当している大学運営本部の利根川昭副本部長(理学部教授)は、「本プログラムを実施するにあたり、各学部長のもと学部・研究所・センターの教職員をはじめ、企業・外部研究機関の多くの方々のご協力を得られたことをとても感謝しております。このような取り組みができるのは東海大学の素晴らしいところであり、今後もご支援・ご理解をいただきながらこの取り組みを続けていきたい」と語っています。