教職員を対象に護身術教室を開催しました

6月4日と16日に伊勢原キャンパス2号館の柔道場・トレーニングセンターで、本キャンパスの教職員を対象とした護身術教室を開催しました。医学部付属病院は女性スタッフが多いことなどから、不測の事態に備えて身を守る方法を学ぼうと、2009年度から実施しているものです。7年目となる今回は、両日合わせて92名が参加しました。

当日は、伊勢原警察署の柔剣道指導員を講師に、腕をつかまれたり、後ろから抱きつかれた際の対処法や、相手の攻撃を払う動作などを2人一組で実習。また、2015年6月1日に施行された道路交通法の改正に伴う自転車運転の危険防止についての説明を受けました。講師からは、「できるだけ夜遅くに出歩かないことや、イヤホンをして歩かないことなどの予防策も立派な護身術。万一のときには『誰か来て!』と助けを求めるよりも、『火事だ!』などと叫んで人に集まってもらうのが効果的です」とアドバイスがありました。

参加者は、「護身術は反撃術ではないことがよくわかりました。音楽を聴きながら夜道を歩くなどの危険な行為をしない“予防”と、体の動きを利用して危険を避ける“回避”の大切さを認識し、自分の身を守る工夫をしたい」と感想を話していました。

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