タイ・ランシット大学の一行が湘南キャンパスを訪問しました

タイ王国・ランシット大学物理学・医用生体工学部のNuntachai Thongpance学部長ら一行が、5月10日に湘南キャンパスと伊勢原キャンパスを訪問しました。
代表団の一員で、本学の卒業生であるManas Sangvorasil博士は、本学卒業後に長くモンクット王ラカバン工科大学(KMITL)で教鞭を執る一方、タイ王国で医用生体関係の学部の開設や大学間の連携に数多く携わり、同国内でこの分野の人材育成に深く携わって来られました。今回は、同学部の教育充実に向けて、臨床工学技士を育成する工学部医用生体工学科の教育システムや医学部付属病院の施設に学び、今後の連携に向けた意見交換をしたいと訪問したものです。

一行は最初に湘南キャンパスで、吉川直人副学長と工学部の大山龍一郎学部長、淺香隆学部長補佐と懇談。ランシット大の教育プログラムを紹介した後、学部長が「タイでは高度な医療機器の管理や運用を担う人材が不足している。それはアジア全体の問題ともなっており、ぜひ人材育成の面で東海大学を参考にさせてほしい」と語りました。一方吉川学部長は「医用生体工学だけでなく、他分野でも交流していきたい。今後の意見交換を通じて、本学もランシット大に学ばせてもらいたい」と語りました。昼食後に伊勢原キャンパスに移動して医学部付属病院の施設を見学し、医用生体工学科の教員と意見を交換しました。

ランシット大1_341.jpg

ランシット大2_341.jpg

ランシット大3_341.jpg

ランシット大4_341.jpg

ランシット大5_341.jpg

ランシット大6_341.jpg