東海大学海洋科学博物館の学芸員が新種の深海魚を発見いたしました。

東海大学海洋科学博物館冨山晋一学芸員と東海大学海洋学部水産学科髙見宗広非常勤講師および同学科福井篤教授の研究グループが、西インド洋産の1標本(体長431mm)に基づいてアシロ科フクメンイタチウオ属の新種を報告し、学名をBassozetus mozambiquensisと命名しました。

Bassozetus mozambiquensisの標本は過去に誤ってオオリンフクメンイタチウオBassozetus compressusとして同定・報告されていましたが、冨山らの研究により、後種を含む同属の既知12種とは形態的特徴が異なる別種であると判明しました。B. mozambiquensis は現在のところ西インド洋のモザンビーク海峡のみから確認されており、水深1500~1600mの深海底に生息しています。新たな学名は、本新種の発見地に由来します。

Bassozetus mozambiquensisは体長が431 mmあり、1964年10月2日に西インド洋モザンビーク海峡で初めて採集されました。

現在はスミソニアン国立自然史博物館に所蔵されております。
※東海大学海洋科学博物館では、本研究をわかりやすくご紹介するパネル展示を2階「うみの研究室」にて7/2(土)~8/28(日)まで行います。

【お問い合わせ】

東海大学海洋科学博物館
静岡市清水区三保 2389
054-334-2385
9:00~17:00
火曜休館(但し7・8月は無休)

http://www.umi.muse-tokai.jp/

         

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