「第47回海外研修航海写真展~宇宙(ソラ)を仰ぐ航海へ~」を開催しました

2月23日から3月27日まで実施した「第47回海外研修航海」の研修団が、5月9日から13日まで小田急線東海大学前駅南口の本学サテライトオフィスで「第47回海外研修航海写真展~宇宙(ソラ)を仰ぐ航海へ~」を開催しました。To-collabo推進室と共催で行われた本イベントでは、学園の海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数=2174トン)で巡ったパラオやラバウルなどの寄港地の様子をはじめ、研修中に行った赤道祭などのイベントについて紹介。また、13日には研修団の新倉和也さん(政治経済学部4年次生)、伊藤早也香さん(工学部3年次生)、大和将悟さん(政治経済学部2年次生)が地域連携講座「第47回海外研修航海報告~宇宙(ソラ)を仰ぐ航海へ~」も実施しました。

講座では、地域住民や教職員、学生ら約30名を前に、まず新倉さんが「最も印象深かった」というパラオでの平和学習について発表。戦跡や博物館を巡る中で、「初めて戦争を肌で感じた。今のパラオは自然豊かでとても美しいが、この場所が火の海だったと思うととても恐ろしい。平和のありがたみや日本人の強さを感じ、これまで以上に日本の歴史に興味が生まれた」と話しました。続いてパラオ沖での皆既日食観測について報告した伊藤さんは、参加者に日食の仕組みを説明したあと、観測の様子について映像を交えて紹介。「周囲を海に囲まれながら観測した皆既日食は、本当に貴重な経験でした。日食中には気温の変化を感じ、地平線が赤く染まる日食焼けを仲間たちと見ることができてよかった」と笑顔を見せました。最後に登壇した大和さんは、「東海大学に進学したのは、海外研修航海に参加したかったから。初日から楽しくて、ずっとウキウキしていました」と振り返り、「パラオの現地学生を望星丸に招いて開催した船上交流会では、ソーラン節を披露し、見ていた方が涙を流して喜んでくれたときには自分たちも感動しました」と話していました。

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