湘南キャンパス(仮称)19号館の新築工事見学会を実施しました

湘南キャンパスで6月24日に、報道機関を対象にした(仮称)19号館の新築工事見学会を実施しました。(仮称)19号館は、学園の建学75周年記念事業の一環で理工系施設整備事業として建設が進められている教育実験棟で、当日は報道機関のほか、工事担当者や本学の関係者らが参加しました。

当日はまず、工事を請け負っている株式会社日本設計(基本設計・実施設計監修・監理監修担当)と戸田建設株式会社(実施設計・監理・施工担当)、の担当者が建物のコンセプトや工事の概要を説明。「社会の変化に即応できる人材に不可欠な『自ら考える力』『集い力』『挑み力』『成し遂げ力』を育成するための空間を、地上10階建ての建物に集約し、学生が互いに刺激し合える空間づくりを基調としています」と語りました。その上で、建物の耐震性能を高める工夫として最新の「戸田式免震工法(HO-HIS工法)」が用いられていることや、各階に柱のない大空間を作るため「TO-RCSB(端部RC中央S)構法」を採用していることなどが紹介されました。

その後の現場見学では、6階部分の無柱空間や免震装置、1階から2階にかけて設けられる吹き抜け空間などが公開され、報道機関の記者が工法の特徴や今後のスケジュールなどについて熱心に質問していました。

(仮称)19号館は2017年2月に完成し、4月から主に工学部と情報理工学部の校舎として使用される予定です。

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