国際教育センターの斉木教授がスピーチコンテストの国内大会で優勝しました

国際教育センター主任の斉木ゆかり教授が、7月6日に京都市で開催された「インターナショナル・トレーニング・イン・コミュニケーション(ITC)日本リージョン年次大会」に合わせて行われた、日本語のスピーチコンテストで優勝しました。ITC日本リージョンは、コミュニケーション技術と組織運営に関する技術の習得機会を会員に提供し、リーダーシップを備えた社会人を養成することを目的に活動しており、地域ごとに下部組織としてクラブを設置しているほか、年に1回、全国8地域で行われる予選を勝ち抜いた代表者によるスピーチコンテストを開いています。今年度の予選には、全国74クラブから1165名が参加しました。

斉木教授は、学生の指導に役立てようと15年ほど前から横浜市内にあるクラブに参加しており、今回初めて年次大会に進みました。コンテストでは、「成功の母」と題して自身が着物の着付けを習うようになった経緯や毎日練習を続けるうちに上達して行ったことなどを紹介。「何か始めようと思うことがあれば、まずは小さい目標を設定してみてください。どうぞ始めてください。そして、たくさんの成功体験を積み重ねて、さらなる成功への道を歩んでください。失敗は成功の母ではありません。小さい成功の積み重ねこそが大きな成功の母となるのです」と語りました。

また、年次大会期間中の7月5日には教育セッションの講師も務め、マインドマッピングの手法を用いた思考整理法をレクチャーしました。受賞を受けて斉木教授は、「留学生たちがスピーチの練習に協力してくれるなど、多くの人に支えられたおかげで優勝することができました。アドバイスをくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。初めての全国大会出場でしたが、大きな自信につながりました。最近は即興劇を通してコミュニケーションを取るインプロビゼーションの活動にも参加しており、今後は私自身の経験を授業に反映するだけでなく、地域交流などにも生かして行きたい」と話しています。

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