熊本キャンパスでORANGE RANGEによる復興ライブが開催されました

熊本キャンパスで9月16日、沖縄県を拠点に活動する男性5人組の人気ロックバンドORANGE RANGEによる復興ライブが開催されました。この催しは、本学の公認サークルである「三線の花同好会」のメンバーが、4月に発生した熊本地震で被災した熊本、阿蘇両キャンパスの学生を元気にしたいと発案。翌17日に47都道府県ツアー「au presents ORANGE RANGE LIVE TOUR 016-017~おかげさまで15周年! 47都道府県 DE カーニバル~」の一環で熊本公演を予定していたORANGE RANGEの関係者に本キャンパスでのライブ開催を働きかけたことがきっかけとなり、学生たちの思いに共感していただいたことで実現しました。

企画の実施にあたっては、「三線の花」の部長である石田仁星さん(農学部3年次生)や原田健汰さん(同4年次生)ら約20名の部員が中心となり、在学生への呼びかけや当日の運営などすべてを担いました。本キャンパス新1号館ロビーを会場に実施したライブには、約200名の学生、教職員が集合。ORANGE RANGEの代表曲である「上海ハニー」や「以心電信」がアコースティック編成で演奏されると、来場した学生らも飛び上がってともに楽しみました。また、テレビドラマ「いま、会いにゆきます」の主題歌として使われた「キズナ」では、「三線の花」のメンバーたちも楽器を手に演奏に参加。学生たちは、「ORANGE RANGEの皆さんが大学に来ていただくことが決まってから、2週間あまり練習してきました。素晴らしいアーティストの皆さんと演奏できたことは一生の思い出になります」と興奮した表情で語っていました。

アンコールではORANGE RANGEのシングルとしては初のミリオンセラーとなり、最大のヒット曲である「花」が披露され、聴き入った学生たちの中には感激して涙を流したり、いっしょに口ずさんだりする様子が見られました。企画段階から携わってきた原田さんは、「ORANGE RANGEの皆さんは東日本大震災の被災地でも復興支援を目的としたライブを開催されていて、今回はその関係者の方の協力を得て私たち学生のために公演していただくことができました。以前にも阿蘇キャンパスのある南阿蘇村を訪問されたそうで、その感想を聞いて、被害が忘れられていないことに感激しました。また、ライブも私たち学生にとっては中高生のころから親しんできた曲ばかりで、とても楽しめるとともに力をもらえました。メンバーの皆さんに感謝しています」と感想を語っていました。

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