本年度最後の Global Citizenship Seminarで山田学長が講演しました

グローバル推進本部では1月19日に湘南キャンパスのインターナショナル・カフェで山田清志学長による本年度最後の「Global Citizenship Seminar」を開催しました。このセミナーは、世界を舞台に活躍している専門家らとの交流を通じて、学生の国際感覚を養うことを目的に今年度から実施しているもので、学生や教職員約70名が参加しました。

山田学長は、「学長の米国奮闘記〜英語が苦手な私がハワイ・HTICで学長に?〜」と題して講演。高校生のころから英語が苦手だったことやデンマークのヨーロッパ学術センターに勤務していた時に、英語を誤って解釈したまま来客に説明を続けていたなど、英語で苦労をした経験談を紹介。ただ、そんな中でも、周囲人々のおかげで英語でのコミュニケーションには不自由を感じなかったと説明。しかし、アメリカのハワイにあるハワイ東海インターナショナルカレッジに着任した際に、「現地のアメリカ人スタッフとの会議や打ち合わせの内容を理解し、議論するためにはどうしても英語を勉強する必要に迫られました。当時40才をこえていたものの、なんとか食らいついたことが今につながっている」と語りました。その上で、英語にはアメリカやイギリスといったネイティブの人が話す英語と、それ以外の国や地域の人々が話すブロークン・イングリッシュがあると説明。「世界の英語話者の多くはネイティブ以外の人たちですし、多少文法や単語の使い方が間違っていたとしてもコミュニケーションを取ることはできます。皆さんも怖じ気づかず、ぜひ積極的に英語を使ってください。そしてどんなシチュエーションでもベストを尽くしてほしい。それがグローバルな環境で活躍できる人材になる第一歩になります」と語りました。

学生たちからは、「学長でも過去に英語が苦手だった時期があったのだと知り、安心するとともに“自分も頑張ろう”という意欲がわきました」「どんなことをするにも、きっかけをつかむことが大切なのだと知りました。私自身がそのチャンスを逃さないようにしたいと思いました」「英語に苦手意識を持っていましたが、その恐怖心が上達を妨げているのだと実感しました。今日の話を励みに、積極性を持ちたい」といった声が聞かれました。

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