「Global Women in Science and Technology」に学生が参加しました

研究推進部では、神奈川県・横浜シンポジアで7月15日に行われた「Global Women in Science and Technology」(主催:特定非営利活動法人日本女性技術者科学者ネットワーク、共催:横浜市)に東海大学のブースを出展しました。このイベントは、「International Network of Women Engineers and Scientists」(INWES)のメンバーであるアジア13カ国の代表者が、女性技術者、科学者について各国の状況、課題などについて報告、議論する国際会議と同時開催されるもので、毎年主催国を代えて行われています。

第7回となる今回は、未来の女性科学者・技術者を増加させるべく、関東に拠点を置く大学、研究機関、企業がブースを出展し、理系の研究や勉強を専門とする“リケジョ”(「理系女子」の略)が集まり、トークショーや各ブースでの相談会を通じて参加者に就職・進学に関する情報を提供。本学からは、工学部の学生と大学院工学研究科の大学院生、東海大学チャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターに所属する理学部の学生計7名と研究推進部の職員がブースに立ちました。ブースでは、今年4月に工学部の学生有志が企画制作した学部パンフレット「Engenius」や、オープンキャンパスなどで女子受験生向けに配布している「TOKAI GIRLS」など、来場者に東海大学の魅力をPRしたほか、サイエンスコミュニケーターの活動をまとめた動画を流し、理系の勉強を活かしたプロジェクトを紹介しました。大学院工学研究科機械工学専攻1年次生の矢野楓さんは、「ブースには大学進学を考えている高校生も来てくれました。中には、数学やプログラミングに興味があるけれど、学部の選択や将来の仕事にどう結び付けるべきかわからないという悩みがあったので、一つの分野を勉強する以外にも、ほかの研究にどう応用できるかを説明し、東海大でできる研究や勉強について説明しました。また、トークショーやほかのブースでは、出産や育児を行いながらの働き方など女性に特化した悩みについても話していて、共感する意見が多かったです」と語りました。

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