課程資格教育センターでは「衆院選の投票思考ワークショップ」を開催しました

課程資格教育センターでは、10月17日に湘南キャンパスで「衆院選の投票思考ワークショップ」を開催しました。22日に行われる衆議院議員総選挙を前に、学生が各政党の政策を分析しながら、政治と自身の生活のつながりを実感してもらおうと初めて開催したものです。

当日は約20名の学生が参加し、本ワークショップを企画した斉藤仁一朗助教(課程資格教育センター)があいさつ。「衆院選に向けて各党がマニュフェストを訴えていますが、内容が理解できず、投票への意欲がわかない人もいるはず。今回のワークショップをきっかけに政治への興味を持ってほしい。また、参加者の中には社会科や公民の教職の取得を目指している学生も多くいます。現在の教育現場では、若者の政治的リテラシーや政治参加意識を育む主権者教育の導入が進んでいるので、今日の話を聞いて自身の知識を育んでもらいたい」と話しました。続いて、20代の投票率向上を目的に教育活動を展開するNPO法人Youth Createの原田謙介さんと浜田未貴さんが登壇し、各党の党首が選挙期間初日に行った演説を動画で紹介。それぞれの公約や発言を聞いた学生たちは、5、6名のグループに分かれ、「北朝鮮との関係をはじめ、外交問題は急務」「生活に直結する税金問題についてさらに詳しく聞いてみたい」「どの候補者も発言が抽象的でどんな日本をつくりたいのかがわかりづらい」といった意見を発表し合いました。

その後グループごとに衆院選で争点になるのは何か、またその争点はどの年代にとって重要な問題なのかを検討し、投票に向けて自身の考えを整理しました。最後に原田さんから各政党のマニフェストについて説明を受けた学生は、「各政党の政策に関して知識を深めるではなく、政治が自分たちの暮らしの身近にあることを楽しく学ぶことができました」「衆議院選挙が近かったこともあり、普段注目しない部分にも目を向け、楽しく政治について学ぶことができました。自分の中に軸を持つことで、公約の見方が変わり、とても参考になりました」と話していました。

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