高輪キャンパスで11月2、3日に、「第9回高輪建学祭」を開催しました。「探求」を意味する「quest!」がテーマ。建学祭実行委員会のメンバーが過去の催しや現代の人気、流行を「探求」して用意したさまざまな企画を通じて、来場者に好奇心を持って本キャンパスの情報通信学部の魅力や学生たちの日ごろの活動の成果を「探求」してほしいという願いが込められています。
2日には、東海大学チャレンジセンター・Takanawa共育プロジェクトが高輪地区の神輿同好会の方々と神輿を担いでキャンパス周辺を練り歩き地域との交流を深めたほか、ダンスサークルによるダンスパフォーマンスやTakanawa Jazz EnsembleによるJazzライブなどを実施。本キャンパスの池で飼われているカメによる「カメレース」は今年も人気を博し、Takanawa Jazz Ensembleによるファンファーレを合図に5匹のカメがレースを繰り広げ、多くの来場者から歓声が上がりました。また、本キャンパスの特色を生かした催しも多数実施。情報メディア学科の濱本和彦教授(情報通信学部学部長)の研究室による「VR体験」や、組込みソフトウェア工学科の福原雅朗講師の研究室が電子工作のワークショップなどを行いました。
3日に実施した学部企画の公開セミナー『バーチャルリアリティと人間』では、濱本学部長が登壇し、VRの歴史や、どのような分野で活用されているかを解説。教職員や学生、地域住民ら約30名が参加し、世界で行われているVRの実験や今後の展開について聴講しました。また、今年初めて開催した「かくし芸大会」では、ボイスパーカッションやお笑いなど、出場した学生がそれぞれの特技で会場を盛り上げました。建学祭実行委員長の中村岳也さん(情報通信学部3年次生)は、「今年は建学祭に向けたカウントダウン企画をTwitterで行い、各団体に出演してもらったことで、学生同士の交流も深まり協力し合って建学祭を盛り上げられたと思います。また、Twitterには東海大学への入学を検討している高校生の保護者から問い合わせをいただくことも多く、特にVR体験は老若男女問わず多くの方に興味を持っていただけたので、キャンパスの魅力を伝えられた2日間になったと思います」と振り返りました。