フランス語を学ぶ学生の有志団体が、「第17回J’aime chanterシャンソンコンクール」決勝大会で「歌の道賞」を受章しました

国際教育センターが開講するフランス語の授業を受講する学生有志によるグループ「第一帝政」が、10月21日に東京で開催された「第17回J’aime chanterシャンソンコンクール」決勝大会(主催:J’aime chanter実行委員会)で「歌の道賞」を受賞しました。

このコンクールは、フランス語の歌曲であるシャンソンを通してフランス語を学ぶ機運を高めることを目的に2001年から開催されているもので、全国から参加する出場者の中から第一次審査を通過した16組が決勝に進みます。学生部門と一般部門に分かれており、今回「第一帝政」は学生部門で通過した5組のうちに選ばれ、各部門から複数名選ばれる「歌の道賞」を見事受賞しました。

「第一帝政」は、学生たちが自主製作した映画『東海ヌーベルバーグ』の劇中歌を歌うグループとして結成されたもので、今回披露したのは、『東海ヌーベルバーグ』第3話「譲れない!私の場所はセンター。」の中で7名のメンバーが歌う『愛しのボナパルト』です。映画は東海大のフランス語教育の成果発信を目的に制作しており、昨年度まで本学で教鞭をとっていた東北大学の深井陽介准教授が全編フランス語で作詞作曲を手がけました。編曲や演奏、振り付けは学生たちが自ら考えて練習してきたもので、日本独特のアイドル文化を表現しました。コンクール当日は、学生らしい明るさやはつらつとしたパフォーマンスで会場を盛り上げ、表彰式後には主催者側の要望でアンコールも披露しました。

11月18日には、「第17回フランス語で歌うコンテスト―受賞者たちのコンサート(共催コンサート)」(東京・日仏会館)にコンクール入賞者として参加。最後に出演した「第一帝政」は、集まった約50名の観客を前に歌い上げました。メンバーの内田友希さん(観光学部観光学科4年次生)は、「映画を撮影していたときは、この歌をフランス語の発音やイントネーションの勉強に役立ててもらえればと思っていましたが、レベルの高いコンクールで観客や審査員の皆さんに評価していただけたことがとてもうれしい。コンサートでも観客の皆さんの手拍子があたたかく、楽しんで歌えました」と笑顔で語りました。

▼『東海ヌーベルバーグ』第3話:「譲れない!私の場所はセンター。」
https://www.youtube.com/watch?v=-uV6c0Tg9wI

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