イランの大学院生を対象にした短期研修プログラムを実施しました

東海大学では10月17日から27日まで、イラン・イスラム共和国の大学で国際関係などを研究している大学院生を対象にした短期研修プログラムを湘南キャンパスなどで実施しました。笹川平和財団と協力して毎年行っているもので、今回は9名が参加しました。

10月19日には、東京・霞が関の東海大学校友会館で笹川平和財団の田中伸男会長、駐日イラン大使のレザ・ナザル・アハリ閣下、山田清志学長をはじめとする本学関係者が列席してウェルカムパーティーを開催。アハリ閣下からは、「東海大学と笹川平和財団の連携は、両国の関係強化に大いに貢献しています。このプログラムが、敬意に基づく相互のよりよい関係づくりや安全保障の強化につながることを期待している」との言葉が寄せられました。また学生たちは、「日本での研修の機会を設けてくれたことに感謝しています。このプログラムを通じて学ぶことを今後のキャリアや両国関係の継続的な発展に生かしたい」「こうした人と人の交流が、両国の平和と発展に貢献すると信じています」と意気込んでいました。

10月21日には、湘南キャンパスでの集中講義を実施。教養学部国際学科の和田龍太講師が「日本の外交政策・日米同盟を越えて」のテーマで講義。国際教育センターの鷹取勇希助教が日本の文化や社会について同センターの山本佳男所長が東日本大震災と災害救援活動へのロボット技術の応用について講義しました。

期間中には、国際協力機構(JICA)中東・欧州部の宮原千絵次長による講義や平和記念資料館などの視察も行いました。

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