6月14日と15日に伊勢原キャンパス2号館の柔道場・トレーニングセンターで、医学部付属病院と本キャンパスの教職員を対象とした「護身術教室」を開催しました。防犯対策に関する意識を高めるとともに暴漢などから身を守る方法を学ぼうと、伊勢原警察署の協力を得て2009年度から毎年実施しているものです。女性の看護師を中心に2日間で50名が参加しました。
はじめに、伊勢原警察署生活安全課の職員が防犯対策について講義。「スマートフォンを見たり音楽を聞いたりしながら歩かない」「風呂やトイレの窓を開けたままにしない」といった日常生活において気をつけるべき点について説明し、「相手に隙を見せないことが大切。危険な状況に身をおかないことが一番の護身になります」とアドバイスしました。続いて同署の柔剣道指導員らが、手首や腕をつかまれたり羽交い絞めにされたりしたときの離脱法や攻撃された際の身のかわし方など指導し、参加者がペアを組んで実習しました。
参加者は、「万一のときに身を守る技を学べてよかった。夜間の一人歩きといった危険な状況をできるだけ避けて、護身術を使わなくてもすむように気をつけたい」と話していました。