病院ボランティアプロジェクトが医学部付属病院で「院内コンサート」を開きました

東海大学チャレンジセンター・病院ボランティアプロジェクトが12月15日に東海大学医学部付属病院の東海ホールで、「第19回院内コンサート」を開きました。入院中の患者さんやその家族に楽しんでもらおうと、毎年企画しているものです。「クリスマスコンサート~みんなで歌おう! クリスマスソング!~」と題した今回は、本プロジェクトのほか、初めてチャレンジセンター・サイエンスコミュニケーターのメンバーが出演。約70名が来場しました。

病院ボランティアプロジェクトからは、リーダーの大野遥さん(教養学部芸術学科音楽学課程2年次生)と、サブリーダーの吉田早紀さん(同)が登場。大野さんは吉田さんのピアノ伴奏で、クリスマスソングや広瀬香美作詩・作曲『ロマンスの神様』、ディズニー映画の主題歌『Let it go~ありのままで~』など8曲を歌いました。客席では、プロジェクトメンバーが来場者とともに手拍子や上半身を動かすダンスをしながら合唱し、会場を盛り上げました。サイエンスコミュニケーターのメンバーは、金属製のパイプでできた楽器「バンジーチャイム」の音色や音の高低について説明する実験ショーを披露。続いて8本のチャイムを使って演奏し、会場からは大きな拍手が送られました。

サイエンスコミュニケーターのリーダーを務める田澤美奈さん(文学部歴史学科東洋史専攻2年次生)は、「チャレンジセンターのリーダー研修で大野さんと出会い、お互いの活動について語り合ったことを機に、出演が決定しました。普段は子どもたちを相手に実験ショーを実施していますが、今回は入院中の患者さんやご家族に楽しんでいただけるような内容を考えました。今後も病院ボランティアプロジェクトをはじめ、さまざまなグループとコラボレーションできればうれしい」と話していました。

大野さんは、「田澤さんとの出会いによって新しい企画が生まれました。短い時間でしたが、患者さんやご家族に季節を感じていただけたらうれしく思います。協力してくださった病院の皆さんをはじめ、両プロジェクトのメンバーに感謝しています。今後も楽しんでいただけるイベントを開きたい」と意欲を見せていました。

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