医学部付属病院で院内コンサート「箏・文化箏の調べ」を開きました

2月2日に医学部付属病院の東海ホールで、院内コンサート「箏・文化箏の調べ」が開催されました。入院中の患者さんやその家族らに楽しんでもらおうと、医学部医学科の木村穣教授が中心になって企画したものです。2年に一度の定期演奏会のほか、主に神奈川県の福祉施設や地域イベントでボランティア演奏を展開している箏と文化箏の演奏グループ「箏フレンズ」と、伊勢原キャンパスの教職員による合唱グループ「望星合唱団」が出演し、約80名が来場しました。

前半は箏フレンズのメンバーが、文化箏で『It’s a small world』やアニメ映画『となりのトトロ』の主題歌などポップス4曲を、箏の二重奏で『春の海』を披露。会場からは、大きな拍手が送られました。後半は、「文化箏と歌おう」と題して、『明日があるさ』『川の流れのように』『ふるさと』など5曲を演奏。望星合唱団のメンバーが客席を囲み、来場者とともに合唱しました。患者さんからは、「箏の響きの美しさに癒やされました」「久しぶりに大きな声で歌って楽しかった。また演奏会を開いてほしい」といった感想が聞かれました。

なお当日は、木村教授が部長教員を務める伊勢原キャンパスの学生サークル「東海大学医学部健康科学部管弦楽団」のメンバーら7名も会場の設営や受付をサポートしました。木村教授は、「出演者をはじめ、病院のスタッフや学生たちにも協力していただき感謝しています。患者さんやご家族にとって心安らぐひとときになれば幸いです」と話していました。

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