高輪キャンパスの学生有志と職員、食堂運営会社の三者による「Happy学食プロジェクト」が、7月9日に学生食堂で秋の新メニュー試食会を開きました。このプロジェクトでは、代々木キャンパスの「Y’Café美食プロジェクト」、伊勢原キャンパスの「伊勢原Iコミュプロジェクト」、札幌キャンパスの「学食うまいものプロジェクト」と連携し、学生食堂の新メニューを年に2回企画・提案しています。
今回は学生と職員が考案した「よくばりワンコイン飯(映え捨て)」をテーマに、全品500円の料理が登場。鶏の炊き込みご飯の上に鶏肉のそぼろと照り焼きがのった「鳥づくし丼」や「2種のあんかけ焼きそば」、「すき焼きカツ丼」などボリューム重視の10品と、デザートに「栗抹茶パフェ」が提案され、プロジェクトメンバーが各料理を試食し、「見た目」「味」「量」の3項目で採点しました。プロジェクトリーダーの中村勇太さん(情報通信学部経営システム工学科3年次生)は、「学食に設置されているアンケートや、今まで提供してきたオリジナルメニューの売り上げを振り返ると、高輪キャンパスの学生はボリュームを重視していることがわかりました。そこで今回は、写真映えするような盛り付けや彩りは考えず、とにかく満足感を得られるボリューム感を最優先しました。とはいえ500円という値段は学生にとって高価なので、どれくらい売れるかは出してみないとわかりません。今回の結果を次回以降のメニュー開発に生かしたいと考えています」と語ります。
同プロジェクトでは、今回の試食会の結果を踏まえてメニューの検討を進め、9月末に新メニューを提供する予定です。