小林教授のゼミに所属する学生が「外国人観光客に向けたモニターツアーin芳野」を実施しました

経営学部観光ビジネス学科の小林寛子教授のゼミに所属する学生らが10月6日に熊本市西区河内町芳野地区で、「外国人観光客に向けたモニターツアーin芳野」を実施しました。小林教授のゼミでは6年前から同地区で観光資源調査やイベントの企画・運営を行っています。今年10月にはラグビーワールドカップが熊本県内でも開催されており、多くの外国人観光客が同県を訪れていることから、外国人が芳野地区を訪れた際にどこに魅力を感じるのか、どのようなツアーを必要としているのかを調査するべく、本ツアーを企画しました。

ツアー当日は、フランスやチェコ、ベトナムなどから8名の外国人が参加。運営に当たった8名の学生たちは、地区内の野出公民館で参加者と交流を深めたあと、地域の特産品であるみかん畑へと案内しました。農家を営む地域住民の指導を受けながら、自分でもいだみかんを頬張った参加者たちは、「とても甘くておいしい。たくさん持ち帰って友人にも食べさせたい」「熊本市内からも近い芳野地区で、豊かな自然に触れられるすばらしい体験ができました」と笑顔を見せていました。公民館に戻ったあとは、小林教授のゼミに所属する茶道部や書道部の学生が日本文化体験を実施。書道体験では、「闘球」や「令和」、「忍者」といった候補の中から参加者が好きなものを選んで作品を書き上げ、茶道体験では自分でお茶を点てて味わいました。

その後、地区内の春日神社で地域の伝統神事「野出神楽」などを見物した参加者は、「ワールドカップ観戦のために熊本を訪れましたが、ツアーに参加してとても貴重な経験ができました。学生はもちろん、地域の皆さんもとても優しい人ばかりだったので、フランスに帰ったら熊本の魅力を家族や友人に伝えたい」と充実した表情を見せていました。運営に携わった学生たちは、「参加した外国人観光客の方々だけでなく、地域の皆さんも楽しんでくれてよかったです。今回集めたアンケートの結果をもとに、改善点を探し、さらに魅力のあるツアーを検討していきます」「茶道や書道を外国人に教えるのは初めてでしたが、皆さんとてもうまく驚きました。日本のすばらしい文化を伝える経験はとても楽しく、部活動の中でもこの経験を生かしていきたい」と話していました。指導に当たった小林教授は、「観光庁では2020年に、訪日外国人旅行者数4000万人達成を目標に掲げています。しかし現状では、東京や大阪、京都などの主な観光地だけではこの人数をおもてなしすることはできません。そこで注目を集めるのは地方都市だけでなく、自然豊かな日本の原風景の残る『田舎』だと考えています。そこで生活する人々にとっては日常的な風景であっても、観光客にとっては非日常であり刺激的な風景になります。今年はワールドカップが開かれ、熊本にとってもインバウンド元年になります。このタイミングだからこその教育機会を学生に提供すると同時に、地域に貢献するという大学の使命も果たしていきたい」と語っています。

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