医学部付属病院で「望星合唱団 院内コンサート」を開催しました

10月19日に医学部付属病院の東海ホールで、「望星合唱団 院内コンサート」が開催されました。患者さんやその家族らに心安らぐひとときを過ごしてもらおうと、総合医学研究所の木村穣教授が中心になって企画したものです。伊勢原キャンパスの教職員による望星合唱団の団員らが童謡や季節の歌を届け、特別出演としてギターが演奏され、約80名が来場しました。

木村教授のあいさつに続いて団員が『365歩のマーチ』を歌いながら登場すると、来場者は手拍子で歓迎。前半は、『しゃぼん玉』『月の沙漠』『里の秋』など7曲を披露しました。続いて、木村教授が学生時代に所属していたギター部の後輩である山崎文郎氏が、『愛のロマンス』『奇跡の山』を演奏し、大きな拍手が送られました。後半は望星合唱団がアカペラで2曲を披露した後、ドラマ『水戸黄門』の主題歌『あゝ人生に涙あり』と『故郷』を来場者とともに合唱。最後に、手足の自由を失った詩画作家、星野富弘氏の感動的な詩に曲をつけた『今日もひとつ』など4曲を歌いあげました。

来場者からは、「日ごろお世話になっている看護師さんやスタッフの方たちのすてきなコーラスを聴かせていただき、元気をもらいました」「美しい歌声とギターの音色に、思わず涙がこぼれました。ぜひ再演してほしい」といった感想が聞かれました。団長を務める内海美奈子主任看護師は、「高齢者施設などで慰問公演をしていますが、付属病院でのコンサートは久しぶりでした。体でリズムをとったり大きな声で歌ったりと、患者さんたちも楽しんでくださっているようでうれしく思いました」と笑顔を見せていました。

なおこの日は、木村教授が昨年度まで部長教員を務めていた伊勢原キャンパスの学生サークル「東海大学医学部健康科学部管弦楽団」のメンバー5名も会場の設営や受付をサポート。木村教授は、「出演者をはじめ、学部長、病院長のご高配のもと、病院のスタッフ、事務方や学生たちにも助けていただいて大変感謝しています。患者さんやご家族に心安らぐひとときを過ごしてもらえるよう、これからも院内コンサートを続けたい」と話していました。

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