読売ジャイアンツの菅野選手らが医学部付属病院に入院中の子どもたちと交流しました

医学部付属病院で12月4日、体育学部卒業生で読売ジャイアンツの菅野智之選手と大城卓三選手、中川皓太選手が入院中の子どもたちと交流しました。同チームによる社会貢献活動「G hands」の一環で、毎年この時期に実施しているものです。

マスコットのジャビット君とともに登場した3選手は、伊勢原市立伊勢原小学校と同中沢中学校の分室として設置している院内学級「東海学級」のクリスマス会に参加。子どもたちがトーンチャイムで『キラキラ星』や『エーデルワイス』など3曲を披露したあと、3選手とジャビット君も加わって『きよしこの夜』を演奏しました。その後、子どもたちが『サンタが街にやってくる』や『あわてんぼうのサンタクロース』など3曲を合唱。選手たちとキャッチボールを楽しんだあと、手作りのクリスマスリースを3選手とジャビット君にプレゼントしました。続いて質問コーナーでは、「菅野投手と中川投手の得意な球は何ですか?」「プロ野球選手になるためにどれぐらい練習しましたか?」といった野球に関することや、「クリスマスは誰と過ごしますか?」「ジャビット君はどこから来たのですか? 宇宙人って本当ですか?」といった問いもあり、3選手とジャビットが答えて盛り上がりを見せました。最後に、子どもたちの代表が「一緒に演奏したり、キャッチボールをしたりできて楽しかったです。いい思い出になりました。私たちは治療を頑張ります。選手の皆さんも野球を頑張ってください」とエールを送ると、サンタやトナカイに扮した選手たちからユニホームと帽子などのクリスマスプレゼントが贈られました。

6年連続の訪問となった菅野選手は、「子どもたちと触れ合うと、来年もさらに頑張らないといけないと感じます。今年はけがの多いシーズンでしたが、ここにいる子どもたちに比べればなんてことありません。“来年は日本一になって戻ってくる”と約束したので、人生で1度も経験したことがない悲願を達成したい」とコメント。初めて参加した大城選手は、「いい活躍をして、子どもたちに勇気と元気を与えられるように頑張ります」と語り、同じく初参加の中川選手は、「野球に興味のなかった子でも、今日をきっかけにテレビや球場で応援してくれたらうれしい。今後も続けていきたい」と話していました。

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