本学付属図書館では6月18日から、学生や教職員がさまざまな専門分野の基本的な内容に関する電子書籍を自由に閲覧できるサービスを拡充しました。新型コロナウイルスの流行に伴い、本学でも遠隔授業が導入されたことを受けて、自宅など学外からの学習・研究をサポートすることが目的です。今回導入したのは丸善雄松堂株式会社の「Maruzen eBook Library」(https://elib.maruzen.co.jp/)で、各学部の教員が推薦した各分野の基礎的・入門的な図書の中から特に選出した約1550タイトルと、岩波書店発行の「岩波新書」、「岩波現代文庫」シリーズなど500タイトルが利用可能となっています。
本学の学生と教職員が利用でき、学生はキャンパスライフエンジン内の「キャビネット一覧→付属図書館→電子ブック(Maruzen)→学外からのアクセス(ID/PW)」に掲載されているIDとパスワードを、上記URLの「認証ID」と「認証パスワード」に入力すれば、自宅や留学先などでも書籍を閲覧でき、コンテンツによっては著作権の範囲でダウンロードや印刷も可能です(教職員は、T365の「SharePoint→ 大学サイト→ライブラリ→510.付属図書館」を参照)。書籍の各ページにはURLが設定されているため、授業の参考文献として書籍の一部を共有するなど、これまでにない新しい使い方も可能です。
学生や教職員はこのほかにも、従来から提供している世界各国で刊行されている学術雑誌のほか、国内外で発行されている主要新聞・雑誌類の記事、「世界大百科事典」「日本国語大辞典」「新英和大辞典」といった辞書類、地図データベースなど数多くのさまざまな情報を検索・閲覧できる「電子ジャーナル」と「データベースサービス」も引き続き利用できます。
本図書館の中嶋卓雄館長は、「サービス提供開始以来、半月で1800件の利用があるなど多くの学生・教職員に利用されています。学生の皆さんには幅広い分野の書籍を読み、知的関心を広げ、知識を深めるツールとして活用してほしいと考えています。大学図書館が果たす大切な役割は、文献や書籍などの情報を提供して学生の学びや先生方の研究の根幹を支えるとともに、大学で生み出された知を発信することにあります。新型コロナウイルス感染症の拡大により図書館の活動も大きく制約されていますが、学生の勉強や研究活動を支えるため、今後もできる限りのサービスを提供していきます」と話しています。
「電子ジャーナル」や「データベースサービス」のなかには、自宅のパソコンやタブレットに専用のソフト(SSL-VPN)をインストールすることで、学外からも利用できるものがあります。付属図書館が提供している電子書籍やデータベースのラインナップや利用方法の詳細は、同館のホームページでご確認ください。
・電子ブック「Maruzen eBook Library」について
https://library.time.u-tokai.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=204&comment_flag=1&block_id=317#_317
・電子ジャーナル
http://sfx4.usaco.co.jp/utokai/az
・データベースガイド
http://www.tsc.u-tokai.ac.jp/ctosho/lib/newdb.htm
「SSL-VPN」サービスについては下記も参照してください
https://www.cc.u-tokai.ac.jp/FAQ/sslvpn.html