特別展示会『ボトルビルダーズ―古代アンデス、壺中のラビリンス』を共催します

東海大学文明研究所とマイクロ・ナノ研究開発センターでは、9月24日(木)から東京都文京区にある東京大学総合研究博物館小石川分館で開かれる特別展示『ボトルビルダーズ―古代アンデス、壺中のラビリンス』(主催=東京大学総合研究博物館)を共催します。紀元前14世紀から紀元後16世紀まで南米で栄えたアンデス文明では、水や空気を入れると音が鳴る「笛吹ボトル」と呼ばれる土器が数多く使われていました。これらは内部の構造が複雑で、製法や音の鳴らし方などの多くは謎に包まれています。今回の展示会では、本学所蔵の資料4点を出陳するとともに、東京大学と岡山県立大学、BIZEN中南米美術館、本学が進めている共同研究の成果を紹介。ボトルの製作をラビリンスの建設にたとえながら、ペルーやエクアドルで出土した土器19点とその3Dサンプルレプリカを展示するほか、X線CT画像、土器に実際に空気や水を入れて採録した音声などを通して、新たな視点で捉えなおします。ぜひご来場ください。

「ボトルビルダーズ―古代アンデス、壺中のラビリンス」

【日 時】
9月24日(木)~11月29日(日)
10:00~16:30(入館は16:00まで)
※月・火・水曜日休館(祝日の場合は開館)

【会 場】
東京大学総合研究博物館小石川分館/建築ミュージアム2階
(東京都文京区白山3-7-1)

【交 通】
東京メトロ茗荷谷駅より徒歩8分
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/annex_map.html

【入場料】
無料

【お申し込み】
不要

【お問い合わせ】
ハローダイヤル
050-5541-8600

【主 催】
東京大学総合研究博物館

【共 催】
BIZEN中南米美術館、岡山県立大学、東海大学文明研究所、東海大学マイクロ・ナノ研究開発センター

【協 力】
東京大学駒場博物館、科学研究費新学術領域研究「出ユーラシアの統合的人類史学・文明創出メカニズムの解明」