「東海大学シェアドレジデンス」の入居式を開催しました

東海大学では3月31日に伊勢原市・八幡台の地区集会場で「東海大学シェアドレジデンス」の入居式を行いました。本学と神奈川県住宅供給公社の連携協定に基づき、2020年秋に工学部建築学科と大学院工学研究科の学生によるデザインコンペを実施。それをもとに改修されたシェアドレジデンスがこのほど完成し、湘南キャンパス・湘南、伊勢原両校舎に通う1年次生から大学院生まで幅広い学年の学生が入居しています。

入居式でははじめに内田晴久副学長が、「本学では自ら考える力、集い力、挑み力、成し遂げ力の4つの力を育成しています。皆さんもここでの経験を通じて自分を磨き、本学が掲げる平和な社会を実現しそれを支える人になってください」と語りかけました。スチューデントアチーブメントセンターの成川忠之ゼネラルマネージャー(現・ユニバーシティビューローGM)は、「本学は全学必修で地域の課題をそこに住む人々とともに解決する科目を設けています。地域住民と直に接する機会が多いここでの生活を通して、多くのことを“アチーブメント”してください」とコメント。八幡台自治会長の佐藤輝子さんは、「体育祭や夏祭り、大山マラソンなど多くの自治会イベントがあるので、学生の皆さんにもぜひ参加してほしい。一緒に盛り上げていきましょう」と話しました。梶井龍太郎副学長は、「さまざまな個性を持った学生が集うこの場所で、自分のペースで楽しみながら過ごしてください。シェアドレジデンスにも、皆さん一人ひとりにも期待しています」と語りました。

お茶やジュースで乾杯した後、学生たちが出身高校や所属学部などを交えて自己紹介し、歓談しながら親交を深めました。田村一樹さん(経営学部1年次生)は、「1、2年次は湘南で、3、4年次は高輪校舎で学ぶので、どちらにも通いやすいと考え入居を決めました。部活動にも入りたいので、高輪校舎に移ってからも朝は湘南で練習をして、高輪で勉強し、湘南に戻って再び練習するような生活も送れるのでは」と期待を語ります。同部屋の佐野正剛さん(政治経済学部1年次生)は、「入居して数日ですが、寮生活のような楽しさを感じています。他の部屋の皆さんとも交流していきたい」とコメント。越智美幸さん(文化社会学部1年次生)は、「外観は団地そのものですが、中に入るときれいにリノベーションされていて驚きました。勉強とここでの生活を両立して、スムーズな就職活動にもつなげられれば」と意気込みを語りました。