海洋学部では新入生ガイダンスを開催しました

海洋学部では4月4、6日に清水校舎で新入生ガイダンスを開催しました。本学部では毎年、新入生に大学での新生活を円滑にスタートさせてもらおうと全学科合同でガイダンスを開催しており、教職員や折戸学生会のメンバーが大学生活へのアドバイスを送るとともに、キャンパスの施設や学生ポータルサイト「Tokai Information Portal Site(TIPS)」の利用方法、授業の履修登録方法などについて説明しています。

新入生約350名が出席した4日の第1回ガイダンスでは、齋藤寛学部長があいさつし、「昨年度までは新型コロナウイルス感染症の拡大もあり、学生生活に一定の制限を設けざるを得ませんでした。今年度は面接(対面)授業を基本とし、クラブ・サークル活動も十分な感染対策を講じた上で活動を充実させてほしいと考えています。海洋学部は1962年の開設以来、多数の優秀な卒業生を輩出してきました。60年の歴史を数える間に、本学部は世界規模で人類が抱えるさまざまな問題と向き合いながら、時代の要請に応じて海に関する学際的教育機関として発展してきています。皆さんもこの4年間でたくさんの友人をつくり、信頼できる教職員と出会ってください」と歓迎の言葉を述べました。また、「2022年4月から法律が変わり、成人年齢が18歳となりました。つまり、皆さんはすでに成人です。多くの自由が認められる一方で責任も発生しますので、十分に注意をして生活してください。何か困ったことがあれば、大学の教職員に相談してください」と呼びかけました。

6日のガイダンスでは、静岡県警察薬事課の職員や公益財団法人「ライオンズクラブ」の会員が登壇し、薬物乱用防止に関するセミナーを実施。その後、折戸学生会のメンバーが、学生生活へのアドバイスや日ごろの活動を紹介しました。ガイダンスを終えた新入生は、「いよいよ大学生になったんだと実感がわきました。今はまだ将来に向けて具体的な目標が立てられていないので、多くの分野について学びを深めて自分の道を決めたい」「勉強や研究活動だけでなく、大好きな海にかかわるサークルに入って、さまざまな知見を身に付けたい」と話していました。