「東海大学シェアドレジデンス」でイベントを開催しています

東海大学では、3月末から入居がはじまった伊勢原団地の「東海大学シェアドレジデンス」で多様なイベントを開いています。シェアドレジデンスは、本学と神奈川県住宅供給公社の連携協定に基づき、2020年秋に実施した学生によるデザインコンペをもとに、伊勢原団地12号棟をリノベーションした施設です。現在、湘南キャンパス・湘南、伊勢原両校舎に通う1年次生から大学院生、留学生まで幅広い学年の学生が入居しています。イベントはシェアドレジデンス入居者間や本学教職員との交流を深めることを目的に企画したものです。

6日には初となる全体会を実施。初めに内田晴久副学長があいさつし、「同じ建物に住む仲間なので、お互いに自己紹介して友人になってもらえたらと考えています。学部学科やキャンパスが異なるメンバーが集まっているので、情報交換だけでも得られるものがたくさんあるのではないでしょうか。今回に限らず、連絡先を交換するなど積極的にも交流を深めてください。このつながりや縁を大切にして、大学生活を充実させましょう」と呼びかけました。学生たちは名前や学部学科を書いたカードを作成し、一人ひとりが出身地や趣味、好きな音楽などについて披露しました。さらに、スチューデントアチーブメントセンターの職員らがチャレンジプロジェクトの活動について説明しました。

8日には内田副学長との交流会も開催。入居者に学部1、2年次生が多いことから、スムーズな学生生活のスタートにつなげてもらおうと企画したもので、約15名の学生が参加しました。内田副学長が自身の学生時代の思い出やドイツに8年間留学していた際の経験談について紹介。「留学時には、世界各地からさまざまな目的で訪れた人と交流して、考え方や価値観、視点の幅が大きく広がりました。“世界に目を向けること”“人とのつながり”などは、自分の人生を豊かにしてくれます。 大学は高校と大きく変わり、グローバルで開けた環境があります。自主的に挑戦し、多種多様な経験を積んでください」と語り、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

平出啓人さん(経営学部経営学科1年次生)は、「広大なキャンパスで分からないことがあっても、周囲にはすぐに相談できる環境があるのでとても安心感があります。入居している学生の中には全国からだけでなく海外からの留学生もいるので、交流を深めることで語学勉強や異文化理解につなげていきたい」とコメント。岡島一翔さん(体育学部競技スポーツ学科1年次生)は、「このようなイベントで実際に顔を合わせてみると気さくな人ばかりで、ここでの生活がさらに楽しいものになるのではないかとわくわくしています。今後のイベントなどで、さらにコミュニケーションを図っていきたい」と期待を語っていました。

13日には、内田副学長とともに付属福岡高校の津山憲司校長が座談会に出席。地元のお土産のお菓子などを食べながら、大学生活を充実させるためのコツを語られました。