[高輪]代々木・高輪キャンパスの合同講座「グループディスカッション」を開催しました

代々木キャンパスの観光学部と高輪キャンパスの情報通信学部の学生を対象とした合同講座「グループディスカッション 実践編セミナー!」を、11月30日に高輪キャンパスで開催しました。文系で女子が多い観光学部と、理系で男子が多い情報通信学部の学生が合同でセミナーに参加することで、より採用試験に近い状況を体験し、自己PRの力を身につけてスキルを高めるもの。代々木教学課と高輪キャリア支援課が、昨年度から実施しています。今回もキャリアフラッグ株式会社代表取締役の熊沢匠氏を講師に迎え、両学部の3年次生と大学院修士1年次生ら約70名が参加しました。

講座では、架空の企業を運営するという課題をもとに、グループディスカッションを実践。学生たちは、5、6名ずつのグループに分かれて社長や書記などの役を担当し、企業の強みや経営戦略について討論し、まとまった意見を代表の学生が全員に向けて発表しました。熊沢氏は、「具体例が乏しいなど改善の余地はありますが、声が大きくハキハキとしており、好印象を受けました。本番では他の学生との距離感を把握し、自分がどの役割に回るかを考えることが重要です。リーダーシップばかりが重要ではありません。ときには場を調和させるフォロワーになることが求められます。採用担当者は皆さんの言動を、かなり厳しくチェックしています。見られているという意識を持ち、場数を踏んでください」とアドバイスしました。

参加した学生たちは、「他学部の学生とは、問題を考えるプロセスが違っていてとても参考になりました。緊張してうまく発言できない場面もありましたが、ディスカッションの雰囲気が少しつかめたので、次回はもっとスムーズに話せると思います」などと感想を語っていました。