福 祉除雪プロジェクトの今年度の除雪回数が94件を超え（2014年12月15日～2015年２月４日現在）歴代最高記録を更新しました。同プロジェクトは 2008年度に発足。札幌市南区藻岩地区・南沢地区・中ノ沢地区・北ノ沢地区の町内会会員の中から、自力で除雪が困難な高齢者や難病を患っている方の世帯 を対象に希望を募り、ボランティアで除雪支援に取り組んでいます。７年目を迎えた今年度は、学生約82名が参加。98世帯を対象として授業の合間や放課後 に各世帯をチームに分かれ訪問し、除雪活動を行っております。
今シーズンの札幌は昨年12月下旬から低気圧が頻繁に通過し、通過後の冬 型の気圧配置が長く続くことも多く、まとまった雪が降る日が断続的に続きました。プロジェクトリーダーの原尚輝さん（国際文化学部地域創造学科４年次生） は、「プロジェクト活動を通じて、メンバーは人と接することの喜びを体感しています。また責任を持って仕事をやり遂げたことから得られる充実感や達成感は 何事にも代え難い経験です。今後も地域のご高齢者の皆さま方に『ありがとう』という言葉をいただけるように、このメンバーとともにがんばって参ります」と 力強く語っています。
