TICCがワークショップ「 For the Future2~グローバル化していく日本社会~」を開催しました

Tokai International Communication Club(TICC)が12月12日に、湘南校舎で「For the Future2~グローバル化していく日本社会~」を開催しました。TICCは「多様な視点から多文化共生を意識する」ことを目標に、留学生との交流や外 国籍の子どもたちへの日本語学習支援などの多彩な活動を展開しています。
現在訪日外国人が年間1000万人を突破し、2020年には東京オリンピックを控えているため観光需要拡大が期待されており、2回目の開催となる今回のワークショップは「観光」をテーマに取り上げました。

はじめに本学観光学部の服部泰講師より、マレーシア・ボルネオ島の原住民生活体験「ロングハウス観光(※1)」を例に、持続可能な観光の大切さを「本物と演出」を比較しながら講演いただきました。
その後、グループに分かれて「外国人に伝えたい日本文化」をテーマにディスカッションしました。そのなかで「和食」や「おもてなし・礼儀」などを伝えていきたいとの意見が挙がり、情報発信する上での問題点や課題などをさらに議論しました。

参加者からは「講演内容とグループワークがしっかり連動していてよかった」「他学部の人と意見交換ができたことが良かった」などの声が挙がりました。

プ ロジェクトメンバーの阿部駿さん(教養学部国際学科2年次生)は「ワークショップ後にアンケートを実施したところ、5段階評価のうち、前回の3.9を大き く上回る平均4.6の満足度を得ることができました。前回の反省で出た『より良いテーマ選び』がうまくいったと思います。反省点として27名参加のうち、 留学生の参加が1名であったことが挙げられます。より多様な視点から意見を共有するためにも、次回はより徹底した広報を心掛けていきたいです」と語りまし た。

(※1)ロングハウス観光…ボルネオ島の首刈り族などの民族が住む長屋のこと。実際にロングハウスに滞在することで原住民の生活が間近に感じることができる。

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