オーストラリア・アジア大会「2014 Formula SAE Australasia」に出場しました

Tokai Formula Clubが12月11日から14日にかけてオーストラリア・メルボルンのカルダーパークレースウェイ(Calder Park Raceway)にて開催された学生フォーミュラ・オーストラリア・アジア大会「2014 Formula SAE Australasia」に出場しました。大会では車検をクリア後に、静的審査(3部門)、動的審査(5部門)の計8部門の総合点を競います。各部門の成績は以下の通りです。

審査 部門 順位 審査内容
 静的審査   デザイン 17 車体および構成部品の設計の適切さ、革新性、加工性、補修性、組立性などについて口頭試問します。
 プレゼンテーション   14 『競技のコンセプトに沿い、製造会社の役員に設計上優れていることを確信させる』という仮想のシチュエーションのもとで行います。
 コスト 20 車輌製造の制約は1台あたり$25,000未満の条件で、車輌を見ながら事前に提出したコストレポートのコスト精度、チームによる製造度合等を確認し、部品製造プロセスなどの口頭試問を行い、それらの知識・理解度を評価します。
 動的審査  アクセラレーション 10 各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回ずつ計4回、75mの直線を加速をしてタイムを競います。
 スキッドパッド 13 8の字コースによるコーナリング性能を評価します。
 オートクロス 13 ドライバー2名で4種類のコース計0.805kmのコースを1周走行します。各チーム2名のドライバーがそれぞれ2回、計4回走行してタイムを競います。
 エンデュランス  なし   ドライバー2名で4種類のコース計22kmを走行し、車輌の全体性能と信頼性をチェックします。
 燃費
 (エンデュランス時)
 なし   エンデュランス時の燃料消費量で評価します。
総合 17位

大会3日目に後輪の駆動部品が破損し、走行を続行することが不可能となりました。プロジェクトメンバーは、最後まであきらめず修理作業に取り組みましたが、チェック走行時に再び修復部分が破損してしまいエンデュランス審査と燃費審査を断念せざるを得ませんでした。結果は22チーム中、総合17位という記録に終わりました。皆さまのご声援ありがとうございました。

なお、本プロジェクトのFacebookページから当日の様子がご覧いただけます。
https://www.facebook.com/tokai.formula.club

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