阿蘇援農コミュニティープロジェクトが「夏の援農」を開催しました

阿蘇援農コミュニティープロジェクトが夏期休暇中に「夏の援農」として、阿蘇地域の農家へのサポートを行いました。夏の援農活動は今回で7回目の実施で、阿蘇市、産山村、南阿蘇村の農家各6世帯に7日間ずつ、計18世帯に対して援農を行いました。

阿 蘇市ではイチゴの苗運びや定植、産山村ではほうれん草の出荷作業やパンジーの種植え、南阿蘇村ではミニトマトの収穫や、アスパラガスの除草作業を手伝いま した。メンバーにとって、野菜を丁寧に素早く扱う作業は非常に難しく、農家さんのスピードについていくことに苦労していました。猛暑が続いた今年の夏はビ ニールハウス内の湿度が高く、作業は困難でしたが、農作業が終わった畑を見ると達成感が生まれ、やりがいを感じているようでした。

活動最 終日に開いた交流会では農家の方から、「来年も来てもらいたい」といったお礼の言葉のほか「腰が痛く、そろそろ農家もやめようかと思っていたときに学生が 来てくれてまだまだ頑張ろうと思えた」といった声が聞かれるなど、農家の苦労や抱える問題が明確になり、援農活動の必要性を感じることもできました。

プ ロジェクトリーダーの井上雅妃さん(農学部応用動物科学科3年次生)は「今回の援農活動は全ての農家さんに満足していただけました。援農活動は過酷です が、体調管理に十分留意して取り組みたいです。来年も援農活動に参加し、農家さんの力になれるよう頑張ります」と語りました。

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