阿 蘇は箱舟プロジェクトが5月10、11日、湘南キャンパスと阿蘇キャンパスに在籍するメンバー同士の交流会および、阿蘇地域に生息する希少な昆虫や植物の 不法採集を防止するパトロールを実施しました。2013年度に発足した本プロジェクトは、農学部のある阿蘇キャンパスと湘南キャンパスの学生が協力して、 全国的にも希少で絶滅が危惧されている蝶「オオルリシジミ(九州亜種)」や阿蘇地域に固有の植物など保護活動を展開しています。
当日はプ ロジェクトアドバイザーを務める岡田工教授(チャレンジセンター)の引率のもと、湘南キャンパスから工学部、理学部、観光学部の学生3名が参加。阿蘇キャ ンパスの学生15名とプロジェクトアドバイザーの村田浩平准教授(農学部)とともにオオルリシジミの生息地を訪れてパトロールを行ったほか、成虫が舞う姿 や幼虫の食草である多年草「クララ」の花穂に産み付けられた卵などを自分たちの目で確認しました。また、期間中は阿蘇の希少動植物のデータベース作成に必 要な3D技術の勉強会も実施。今後の活動に必要な知識を深めるとともに活発な意見交換を行い、日ごろは異なるキャンパスで学ぶメンバー同士が交流を深めま した。