TFCが第11回全日本学生フォーミュラ大会に出場しました

Tokai Formula Club(TFC)が9月3日~7日まで、静岡県袋井市の小笠山総合運動公園エコパで開催された第11回全日本学生フォーミュラ大会に出場しました。

こ の大会は学生が自ら構想・設計・製作した車両により、ものづくりの総合力を競い、産学官民で支援し、自動車技術ならびに産業の発展・振興に資する人材を育 成することを目的に開催されています。競技はデザイン、コスト、プレゼンテーションといった静的審査とアクセラレーション、スキッドパッド、オートクロ ス、エンデュランス、燃費といった動的審査の計9審査で得点を競います。

同プロジェクトの今年度大会参戦車両「TF2013」はカーボン モノコックボディという新機構を取り入れ、従来よりも軽量かつ剛性の高いマシンとなっており、アクセラレーション審査(※)で1位を獲得しました。参加 者、スポンサーの方からは「猛暑のなか、一つのチームが一丸となって頑張っている姿が印象的で、2年間かけて作ったマシンを走らせている姿は、とても感慨 深いものだった。アクセラレーション1位はすごい」という意見をいただきました。しかし、総合成績は11位と目標にしていた総合優勝には届かず、多くの課 題を残す形となりました。

プロジェクトメンバーの古市レオナさん(工学部動力機械工学科2年次生)は「今大会は動的種目(アクセラレー ション審査)での1位を獲得する事ができて素晴らしい感動を味わえましたが、スケジュールの管理やチーム内での情報の共有など、チームとしての動きに改善 の余地があると考えます。この反省から前もって日程を設定し、情報伝達を見直すことで上位を狙いたいと思います」と語っています。

(※)時速0kmの状態から75mの直線の走破タイムを計測し、マシンの加速性能を競う審査