Takanawa共育プロジェクトが復興支援のプロジェクトで募金を贈りました

高輪キャンパスの情報通信学部生による「Takanawa共育プロジェク ト」では、「気仙沼に贈る高輪神輿募金プロジェクト」を展開しています。高輪地域の祭りなどで使われてきたみこしを募金で修復し、東日本大震災の津波に よってみこしを失った宮城県気仙沼市に贈り、復興支援の一助にしようというものです。8月27日に、学生2名【池本昌史君・大前寛尚君】とプロジェクトア ドバイザーの福崎稔教授(高輪教養教育センター)、高輪地区の代表として港区議会議員のうかい雅彦さんが、みこしが保存されている気仙沼ホテル観洋を訪 問。これまでの活動で集まった募金14万2989円を、みこしの修理・管理を担当する「弁天連」の会頭・藤倉清喜さんに手渡しました。藤倉さんは、「今年 8月にあった気仙沼みなと祭りで、修復途中とはいえ、みこしを担ぐことができたのはプロジェクトの皆さんのおかげです。ありがとうございます。」と語りま した。学生たちは、「昨年11月に募金箱をホテル観洋さんに置かせていただき、高輪キャンパスでもイベントなどを通じて募金活動を続けてきました。みこし は担げるところまで直りましたが、まだまだ完全な状態ではありません。募金の輪を今後もより一層広げていくとともに、今回記録した写真などを建学祭などで 展示し、被災地の今を多くの人に伝えていきたい」と話しています。

27日気仙沼へ向かう途中では、解体が決まった南三陸町防災対策庁舎や 沿岸の復興状況を視察し、28日には、気仙沼商工会議所青年部連合会元会長の上田克郎さんら地元住民の案内で、宮城県の気仙沼市内や港、岩井崎「龍の松」 などを視察。学生たちは、気仙沼市の市街地、鹿折唐桑(ししおりからくわ)駅前に打ち上げられ解体が決まった漁船「第18共徳丸」など、現地の様子を記録 するとともに、震災直後の様子や復興に向けた活動などについて地元の方から話をうかがいました。