阿蘇は箱舟プロジェクトが希少動植物不法採集の見回りボランティアを行いました

阿蘇は箱舟プロジェクトが希少動植物不法採集の見回りボランティアを行いました。この活動は、幼虫が出る時期を中心に防犯パトロールを行うことで、オオルリシジミの幼虫やその他希少野生生物の不法採集を事前に防ぐものです。

近 年、採集禁止であるにもかかわらず、オオルリシジミを始めとした希少な昆虫の不法採集や、野生植物を盗掘する事案が発生しています。そこで同プロジェクト は「阿蘇地域の希少な遺伝資源を次世代に残したい。」という思いから、熊本県警や熊本県、草原性チョウ類やオオルリシジミの研究で第一人者である東海大学 農学部 村田浩平先生の指導の下、オオルリシジミの発生期間である5月から6月末まで見回りを行いました。

防犯パトロール中に地域住民の方から「阿蘇の宝を守ってくれてありがとう」などの感謝の言葉を頂き、メンバーは「自信になる。今後はオオルリシジミだけでなく、その他の希少野生生物のため防犯パトロールを続けていきたいです。」と語っています。