Takanawa共育プロジェクトが5月4日・5日の2日間、覚林寺清正公大祭に合わせ、高輪地区の振興と交流を目的とした「高輪のれ んノ市」に参加しました。公道に出す店にのれんが掛けられることが名前の由来である”のれんノ市”は、大祭に参拝する人や、地域に住む住民の多くが足を運び盛大に開催されます。
同プロジェクトは主催する高輪メリーロード商店街の方々と協力し、お祭りの設営、運営補助、地域の方との交流、さらに、本部の一区画を借り気仙沼へ送るお神輿の修繕費用の募金を行いました。
また、お祭りの企画のひとつで、高輪地区の様々な人をゲストに招き、半径100m程度の受信範囲に放送されるミニFMラジオに出演。そこで、高輪地区で行っているボランティア活動紹介と、気仙沼へ送るお神輿の募金活動について話をしました。
5日は富山県に歌い継がれている、民謡に合わせて踊りながら練り歩く”越中おわら節”の方々を、横断幕を持って先導して歩き、無事に終了しました。
参加された方からは「年々お祭りの規模が大きくなっている。」「こういったプロジェクトがあることをはじめて知った。お神輿の募金活動を頑張ってほしい。」という声があがりました。
今回の活動は募金額が5万円を超えるなど、活動に一定の成果が見られました。募金は共同で活動をしているボランティア団体「ひこばえの会」を通じ、気仙沼へ お神輿の修繕費用の一部として送られる予定です。そして、協力して下さった高輪地区の方々に向けて、募金の使用用途について公表するポスターの作成を予定 しています。
メンバーは「設営、撤収作業は地域の方々と一体となって活動することができ、本プロジェクトの主旨にあった充実した内容であった。」と語っています。