小田原市「いこいの森」にどんぐりハウスを建築しました

小田原市「いこいの森」にどんぐりハウスを建築しました
「3.11生活復興支援プロジェクト」のどんぐりハウスチームが3月、小田原市内の森林公園「いこいの森」に応急建築物「どんぐりハウス」の実物モデルを建設しました。小田原市では災害発生時の仮設住宅などの開発を目的に、いこいの森内に地元産の木材を使った5棟のバンガローを建設する 「よせぎの家プロジェクト」を展開しており、今回の取り組みはその一環として市からの要請を受けたものです。

工学部建築学科の学生を中心 とした同チームではこれまで、岩手県大船渡市や宮城県石巻市に、独自に開発した「ウッドブロック構法」などを用いて設計したどんぐりハウスを建設してお り、東日本大震災の被災地支援活動で培ったノウハウを生かし、災害発生時に役立つ施設を作ることを目的に、昨年8月からこの取り組みを展開してきました。

実施にあたっては、これまでのどんぐりハウスのデザインをプロジェクト用に変更。神奈川県立小田原城北工業高校建設クラブの生徒らと協力し、木材加工などの準備をしてきました。建設に際しては、3月4日からメンバー約20人が交代で現地に入り、作業にあたり、22日に完成しました。チームリーダーの石川雄斗 さん(工学部4年次生※当時)は、「バンガローとして多目的に使われる中で、より多くの人たちに私たちの取り組みやどんぐりハウスのノウハウを知ってもらえるのではないかと期待しています。今後も積極的に情報を発信し、復興支援など多方面の活動を展開できれば」と話していました

小田原市「いこいの森」にどんぐりハウスを建築しました

小田原市「いこいの森」にどんぐりハウスを建築しました

小田原市「いこいの森」にどんぐりハウスを建築しました