TSRPが「第11期ハイブリッドロケット打ち上げ実験」を行いました

TSRPが「第11期ハイブリッドロケット打ち上げ実験」を行いました
学生ロケットプロジェクトが3月7日~3月15日に、北海道広尾郡大樹町多目的航空公園にてハイブリッドロケット2機の打ち上げ実験を 行いました。この打ち上げは、本学の学生のみで打ち上げ実験を行う独自プロジェクトで、能代宇宙イベントが行われる以前より行われており今回で第11回目 となります。北海道大樹町では航空宇宙に関する取り組みが盛んであり、東海大学以外にも北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)が中心となり、 CAMUIロケットの打ち上げ実験が実施されています。

今回の打ち上げでは、当団体が今後取り組んでいくであろう高高度化に向けた必要要素技術の実証を行いました。打ち上げられた2機の実験詳細は以下の通りです。

【1機目(H-29号機)】
全長2.0m,直径12cm,重量7kg,到達高度約350m
二段分離機構を用いた多段回収システムの実証と、海打ちに向けたCO2ガスによる展開式フロートの技術実証。

【2機目(H-30号機)】
全長1.8m,直径15cm,重量8kg,到達高度約500m
ピトー管による対気速度の計測と、ノーズコーンへの計測機器の搭載。

TSRPが「第11期ハイブリッドロケット打ち上げ実験」を行いました